(起業1)やりたいことは何かを整理する

(起業1)やりたいことは何かを整理する

起業するには、何等かのきっかけがあります。小さいときから事業家になりたかったという人は学生で起業するし、また働いていたお店や会社から独立して、そこで得た経験やノウハウをもって独立することもあります。

得意なこと好きなことを仕事にするには、自分で事業を始めるしかないという思いをもって事業を始める人も多いことでしょう。
事業を始めるときには、何をやりたいのか、何のためにやりたいのか、結果としてどのような価値を社会に提供していきたいのかを考えなければなりません。社会から評価されない、受容れられない事業はうまくいきません。

とりわけ、自分は何をやりたいのかを軸に事業の内容を整理することが大切です。
やりたいことを整理するときにはより具体的に書き出す必要があります。

大まかにいえば、まずは
(1)何をやりたいのか
(2)なぜやりたいのか
(3)どこが優れているのか
を整理します。

 何をやりたいのかはすぐに書けますね。漠然とこんなことをしたいというのではなく、
何を、こんなかたちで提供したいということを具体的にイメージできなければなりません。もちろん、独立したい、事業を開始したいということなので、かなり詳細なイメージをもてている人が多いことは容易に想定できます。実際に経験があり、第三者から評価され、それなら売れるとか、(真に受けてはいけないこともありますが)それをするなら応援するといった評価を得ているという背景がある、あるいは自分が今行っている仕事が評価された経験をもって、これなら事業として成立するという実感をもてていることが多いのだと思います。そうであれば、何をやりたいのか、は明確ですね。

 なぜやりたいのか、があります。この項目については得意だから、好きだから、儲かる(と予想される)から、家族のために、友人と一緒に等々さまざまな理由が挙げられでしょう。やりたいことへの思いが曖昧だと、自分のすべてを投入することはできません。
 自分が懸命に事業を進めていくためには、事業に対する強い思いと、その思いを支える(自分でしかできない、自分がやるんだ、という)信念が必要です。信念をもつためには、そのことに対する明確な理由、なぜその思いをもっているのかについて自分のなかではっきり意識していなければなりません。

 やりたい、と思うが、その理由に説明がつかない、無性にやりたいということなのかもしれませんが、間違いなく思いの背景にある出来事や事実に光を当てることで、起業の動機が鮮明になるのだと理解しています。
そしてどこが優れているのかを客観的に見つけなければなりません。優れていることは自分の思い込みだけではなく、第三者の意見や市場の客観的分析が必要です。次回以降、さらに掘り下げていきます。。