4月 2020

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事業の内容もそれぞれで、また個人事業も会社を設立し従業員を雇用しての事業もありますので、一概に事業の流れを一般化することはできません。しかし、おおまかには事業には拡大するときのパターンがあり、その流れはどの事業も同じであると考えています。 今日はそれを説明します。 (1)草創期 事業を始めたばかりのときには事業を一人で始めるケースもあります。製品をつくり、または商品を仕入れ又はサービスを外注し、それらを加工しもしくはそのまま外部に販売することで事業が成立します。 もちろん、製品をつくり販売するとき、若しくは商品として販売するときには、材料の仕入れが発生しますが、全体としては仕入れ→資金支払い→販売→資金回収がどの事業にも当てはまります。資金支払いが資金回収のタイミングよりも遅ければ、はじめの資金さえあれば、事業はうまく廻りますが、資金支払い>資金回収であれば、運転資金をもっていないと事業は回りません。 本業に長けている、資金の用意がある、ここでいう事業のながれを理解し、在庫管理(外注管理)、顧客管理や金銭管理を行えることが必要です。すべて一人で行うこともできますが、従業員を雇用し事業を行うのであれば、人事管理も必要になりますし、損益管理を行いながら、利益や資金の確保についてうまく事業が回るように、マネジメントしていかなければなりません。草創期にはこうした管理がうまくいかず、上記であげた項目のどこかに問題が発生し、躓くことになります。営業をしっかり行いながら、ここであげた内容をしっかり行えるよう学習しておく必要があります。 やみくもに、これはよい物だから、よいサービスだから、事業はうまくいくと短絡的に考えてはいけないことに気付かなければなりません。 (2)成長期  成長期は、事業が拡大していく時期をいいます。草創期でつくりあげたビジネスモデルを磨きあげ、イノベーションを起こしながら本業の質を高めていくことや、マーケティングを行い販売促進を行うこと、関連する領域における事業を考え十分に検証したうえで新規事業に着手する時期です。 このなかで重要なことは、引き続き本業の営業活動を強化する、設備投資を行い規模を拡大する、という基本的な業務を行うともに、管理体制を強化し、内部を固めることです。会社が成長するにしたがい、管理をしっかり行うことにより、成長基盤を確固としたものにしていくことがひいては本業の活性化を誘導することになると考える必要があります。新しいシステム導入や、生産性向上のための仕組みづくりを行い、事業発展を容易におこなえるよう投資をすることを忘れてはなりません。 次回以降、(3)成熟期、(4)衰退期に何をしていくのかを簡単に説明していきます。 ...

 マーケティングに対しては、4Pは古く4Cだというながれもあります。  消費者の4Cは消費者のニーズからみた捉え方をいいます。Customer Value(価値)、Cost(コスト)Convenience、(利便性)Communication、(コミュニケーション)がそれらです。 (1)Customer Value(価値)  消費者からみたニーズを捉え価値提供できるのか。そのものだけではなく、楽しいとか、嬉しいとか、癒されるとか付随的な価値を消費者がトータルで考えるという視点から、商製品サービスを考えます。 (2)Cost(コスト)  また、消費者のコストをどう考えるのか、また提供する商製品サービスの価格が、提供の仕方からみて消費者にとり、価値があるとみれば安くなるし、価値がないと思えばコストは高くなるなど、消費者からどう捉えられるのかを検討する必要があります。 (3)Convenience(利便性)  どうすれば流通のなかで利便性をもって入手可能となるかという議論をします。流通により利便性が低いとみるとマイナスになります。ただ、なかなか手に入らないということが商製品サービスの価値につながるため、便利だからよいというものでもないのは明らかで、議論が必要です。 また、商製品・サービスの多くがネットで手配できるようになった現状であっても、ウィンドショッピングのメリットは残ります。この点をどのように考えるのか、商製品サービスの特性に応じて考えていかなければなりません。 (4)Communication(コミュニケーション) 販促は一方的であってはなりません。コミュニケーションをとりながら、どのように消費者に浸透していくのかがポイントになります。抱え込みの方法をどのように考えていくのかについての議論が必要です。 4Pと4Cを並行し、また全体の組み合わせを行いながら、検討の対象として捉えて戦略を練っていくことが必要です。 ...

 事業を行うために、どうしてもいくつかのことを検討しなければなりません。 自社の強み弱みを把握したのち、どの市場で何をしていくのかを決めます。もちろん、市場は何をしたいのかにより決定されています。逆にこの市場はビジネスになりそうだ、という発想から、その事業を自社が行えるのか、という入り方をすることもありますが、一般的には、自社はこんな強みがある、だからこの市場で闘おうというながれで、ビジネスを検討することのほうが多いかもしれません。市場に自社が考えているニーズがあるのかを調査するのは容易でありことも、そうではないこともあります。ただ、その大きさがどのくらいあるのかはたぶん、誰も正確には予想できないと思います。    予想できたとしても自社だけがそこで事業拡大できるわけでもありません。流行っているラーメン店は多数しっているし、日本全国のラーメンの消費量は巨大。しかし、だからといって、自分の店が必ず繁盛する、という確信をもてるわけではありません。また、全く新しい料理がないので、市場にニーズがないとはいいきれません。なので、市場調査は詳細にやればやるほど事業がうまくいくものでもなく、もちろんマクロ、ミクロ情報を集めれば集めるほど理解は深まるものの、仮説を立て、事業をスタートするための材料の一つであるという位置付けがよいと考えています。(なお、経済学的にいうと、販売するものにより、ラーメン店の事例が合致しないものもありますので留意が必要です)。  そして、次に自社の立ち位置を決定します。大企業が新規事業を開始するときと、ここで対象とする規模の個人や会社が事業を始めるのは異なるので、市場における立ち位置をそれほど考えなくてもよいかもしれません。  そのうえで、「どのような製品を、いくらで、また、どのような経路で市場に出していくのか」、「ターゲット(対象)にどのように届けるのか」を考えることになります。 そのときに考えなければならないのが、マーケティングの4Pです。 4Pとは、Product(商製品・サービス)、Price(価格)、Place(流通)、Promotion(販売促進)をいいます。これは、マーケティングミクスとも呼ばれることもあり、効果的に市場へ商品・サービスを届けるために活用します。 (1)Product(商製品・サービス) ターゲットに対して、どんな商製品・サービスを売っていくのかを決めます。売れるためにどう比較優位をつくりあげていくのか、達成可能なコンセプトづくりを行います。 (2)Price(価格) 商製品・サービスを、ターゲットに対していくらで届けていくのか。市場からみて、高価格帯にポジショニングするのか、低価格帯を設定するのか価格設定を行うことをいいます。 (3)Place(流通) ターゲットにどのような流通経路や手段(=商流)で届けるか。店舗、卸、通販、ネットなど自社の商製品・サービスに適した流通を検討します。 (4)Promotion(販売促進) 商製品・サービスの存在や特徴、優位性(魅力)を知らせるか。広報や広告の手段や媒体を選択します。ホームページ、SNS、アプリケーション、キャンペーン、ノベルティ、などでの販売促進策の採用を検討します。 これら4つを検討したうえで、戦略を決定し、事業計画を立て、行動に結びつけていくことになります。 ...

株式を上場するということは、分かりやすくいえば「ガラス張りの会社をつくる」ということです。 未公開であればトップの独断で意思決定できたことも取締役会の承認を得なければなりませんし、そもそも会社をどう運営していくのか、何を目指していくのかをしっかり外部に伝え、利害関係者に知らしめていく必要があります。 もちろん最も重要なこととして、財務の透明性が求められるので、予算統制の仕組みがなければならないし、決めた通りに成果を挙げなければ、その事実や理由をただちに報告しなければならないなど、ルールに則り会社の運営を行うことが前提になります。 その前提のもとで、優位性の高いビジネスモデルを構築し、ヒト、時間、情報、モノ、カネの経営資源をうまく活用するための的確な内外戦略を立案。管理体制を確立したうえで、合目的的に活動しなければなりません。  とりわけ、ヒトである社員がやる気を出し、力を発揮できる評価や教育制度、処遇の仕組みをつくることが大事です。社員に媚びる必要はありませんが、彼らが承認と達成感を得て成果を挙げられるよう普遍的な制度構築を行い、リーダー育成を行いながら、結果を出さなければなりません。    そのため本業に精通し、比較優位性を担保するために活動することは言うに及ばず、トップマネジメントは、 ・マーケティング ・意思決定 ・ガバナンス ・経営管理 ・アカウンティング(+キャッシュフローマネジメント、投資経済計算等々) ・HRM(ヒューマンリソースマネジメント) ・イノベーション 等多様なマネジメントに関わる知識や経験をもち活動しなければなりません。 ただ、一人若しくは複数人ですべてを行うわけではないので、例えば意思決定のために優れたデータサイエンティストを採用するなど、それぞれの分野に長けたヒトを採用し、マネジメントを行うことが必要です。  ただ、株式上場は、経営者がこうしたいと(強く)思うことを資金や信用力、人材を得てどのようなことでも成し遂げられる美しい力を発揮し社会に力を与えるアートであると私は考えています。トップの発想や強い意思、信念や行動力が重視される所以です。  なので、経営者により、同じ事業を行うにしても成果に大きな差がでることを知っています。創造性に富んだマネジメントをどのように行っていくのか、熟考し果敢に先に進むことが大切です。  私たちも、長年の経験を活かし、戦略立案や事業開発、財務・管理会計や経営管理等において、できる限りのお手伝いをしていきたいと考えています。。 ...

 起業するときには、事業の機会や脅威を知る必要があると説明しています。  さらに事業に、どのような強みや弱みがあるのかを知ることが大事です。 事業には、事業そのものの優位性、すなわち他のものより、これが優れているというものがなければ、事業が成り立ちません。 ・美味しい ・質の割に安い ・質は高いが合理的 ・キレイ ・早い ・珍しい ・調達が容易 ・利便性 ・ブランドがある・有名等々 さまざまな特徴がなければ評価されないからです。 強みには、その強みを支える背景があります。 ・ビジネスモデル ・ターゲット ・ヒト ・特許 ・企画開発 ・調達・製造 ・デザイン ・商流や物流 ・プロモーション等々 のどこかに優れたところがあります。 今まで世の中にでてこなかったもの、世の中にあったけれども以前のものとは上記の強みのどこかに特徴があるものが顧客評価される、ということです。 もちろん、ここで提示する強みが複数存在することが重要で、できるだけ多くの項目について指を折れることが事業成功のポイントです。 例えば、どこにでもある商品が、販売促進がうまく、多くの若者に受容れられたとしても、平凡な商品であるため、競合がよりよいものを提供したり、時間が経過したことで廃れてしまう、ブームが終わればそれで終了といったものは数多くあります。 他の者に目移りする、飽きられるといったことが早期に到来しないよう、手を打つことがあるとしても、やはりこれは凄い、マネができない、といった事業の強みをできるだけ持ち続けることが事業成功の肝であることを忘れてはなりません。 自分がやろうとしている事業のながれをはじめから最後まで書き出してみること、そのながれのなかで、どの部分に強みや弱みがあるのかについて確認をしてみましょう。  そして、ここが強いというものが見つからない、弱みだらけという場合には、事業の見直しを行い、強みづくりに注力しなければなりません。 どのように他の同業他社や、他の同じ事業に勝っていくのか、どのようにターゲットに受容れてもらえるのか客観的に説明できなければ、強みをつくれるまで事業のスタートを遅らせるくらいの勇気を持つ必要があります。この確認プロセスでは、主観だけではなく、できるだけ客観データや他人の客観的な意見を多く聞くことは外せません。 事業は何度失敗してもよいという考え方もありますが、できればどこかで立ち止まったり、戻ったりすることはあるとしても、失敗はしないようにすることが大切です。そうすれば、必ず成功の道に進むことができると考えています。 それでも失敗することのほうが大きい。だからこそ、事業を始める前には強みをつくるため、入念なマーケティング(市場調査)とプラン二ングを行い、慎重に、自信をもってスタートし、小さな挫折を味わうことがよいのです。  なお、強み>弱みのときには、弱みを克服するプロセスを織り込みながら、事業をスタートする準備に入ることもできます。 強み、そして弱みの確認プロセスを通過することで事業は強くなると確信しています。 ...

ものごとを強み、弱み、機会(何がチャンスか)、脅威(何が危険か)という4つの視点から分析することで多くのことを整理できます。文字通り、自分の強みや、弱み、機会や脅威を知ることも、これから起業しようとする事業の強みや弱み、機会や脅威を知ることも必要です。 事業を開始すると自分は経営者になるのですから、自分はどのような性格で、自分が何が得意で、何が不得意なのか、何があって、何がないかを知る必要があります。 経営者はこんな性格でなければならないというルールはありませんが、多くの成功している経営者は自分の性格を知り、足りないところを他人で補うことがうまくできています。 まずは自分の分析をしてみることが良いでしょう。なお、事業を行うときには、自分の得意なことを事業にする、好きなことを事業にするということでなければうまくいきません。 少なくともこれに長けている、というものがなくただ誰かに依存して事業を行うということではどこかで躓(つまず)きます。 これは秀でている、自信があるというものなく事業を開始することのないようにしっかりと分析をしてみます。 なお、はじめる事業の機会や脅威を整理することも必要です。    この時代、これが不足いている、だからこれを始める、ということは理にかなっています。しかし、その情報が曖昧であったり、しっかりと分析していないときには、思い込みや一人よがりであることもあり、注意が必要です。 また、事業を行うにあたり、これがリスクだ、危険だというものについても予め予想しておくことが必要です。あまり臆病になっても仕方ありませんが、転ばぬ先の杖をもっていれば安心です。 客観的なエビデンス(証拠)があっても、事業は予想できないことが多くあり、何が起こるかわからないし、うまくいかないことが多いと理解していれば、その時点ですべての成功要因を得られるものではない、と知る必要があります。しかし何も調査せずに、思いだけ、勢いだけで事業開始は困難です。 冷静に自分の強み、弱み、事業の機会、脅威を分析してみましょう。 ...

起業するには、何等かのきっかけがあります。小さいときから事業家になりたかったという人は学生で起業するし、また働いていたお店や会社から独立して、そこで得た経験やノウハウをもって独立することもあります。 得意なこと好きなことを仕事にするには、自分で事業を始めるしかないという思いをもって事業を始める人も多いことでしょう。 事業を始めるときには、何をやりたいのか、何のためにやりたいのか、結果としてどのような価値を社会に提供していきたいのかを考えなければなりません。社会から評価されない、受容れられない事業はうまくいきません。 とりわけ、自分は何をやりたいのかを軸に事業の内容を整理することが大切です。 やりたいことを整理するときにはより具体的に書き出す必要があります。 大まかにいえば、まずは (1)何をやりたいのか (2)なぜやりたいのか (3)どこが優れているのか を整理します。  何をやりたいのかはすぐに書けますね。漠然とこんなことをしたいというのではなく、 何を、こんなかたちで提供したいということを具体的にイメージできなければなりません。もちろん、独立したい、事業を開始したいということなので、かなり詳細なイメージをもてている人が多いことは容易に想定できます。実際に経験があり、第三者から評価され、それなら売れるとか、(真に受けてはいけないこともありますが)それをするなら応援するといった評価を得ているという背景がある、あるいは自分が今行っている仕事が評価された経験をもって、これなら事業として成立するという実感をもてていることが多いのだと思います。そうであれば、何をやりたいのか、は明確ですね。  なぜやりたいのか、があります。この項目については得意だから、好きだから、儲かる(と予想される)から、家族のために、友人と一緒に等々さまざまな理由が挙げられでしょう。やりたいことへの思いが曖昧だと、自分のすべてを投入することはできません。  自分が懸命に事業を進めていくためには、事業に対する強い思いと、その思いを支える(自分でしかできない、自分がやるんだ、という)信念が必要です。信念をもつためには、そのことに対する明確な理由、なぜその思いをもっているのかについて自分のなかではっきり意識していなければなりません。  やりたい、と思うが、その理由に説明がつかない、無性にやりたいということなのかもしれませんが、間違いなく思いの背景にある出来事や事実に光を当てることで、起業の動機が鮮明になるのだと理解しています。 そしてどこが優れているのかを客観的に見つけなければなりません。優れていることは自分の思い込みだけではなく、第三者の意見や市場の客観的分析が必要です。次回以降、さらに掘り下げていきます。。 ...

私たちは、起業する方々の支援を本格的に行うことにしました。 厳しい時代だからこそ起業する、そんな方々を応援します。 しかし事業を始めるということはとても難しく、簡単にできるものではありません。時間をかけた準備が必要です。 どのような準備をすればよいのか、このブログでお話ししていきます。 セミナーも行いますが、まずはブログでイメ―ジをつかんでください。このサイトでコンテンツを提供していきます。 しっかり起業までのプロセスを理解したうえで、具体的な活動に進めていきましょう。 ...