(起業)自分の強み弱み、事業の機会脅威を知る

(起業)自分の強み弱み、事業の機会脅威を知る

ものごとを強み、弱み、機会(何がチャンスか)、脅威(何が危険か)という4つの視点から分析することで多くのことを整理できます。文字通り、自分の強みや、弱み、機会や脅威を知ることも、これから起業しようとする事業の強みや弱み、機会や脅威を知ることも必要です。

事業を開始すると自分は経営者になるのですから、自分はどのような性格で、自分が何が得意で、何が不得意なのか、何があって、何がないかを知る必要があります。

経営者はこんな性格でなければならないというルールはありませんが、多くの成功している経営者は自分の性格を知り、足りないところを他人で補うことがうまくできています。

まずは自分の分析をしてみることが良いでしょう。なお、事業を行うときには、自分の得意なことを事業にする、好きなことを事業にするということでなければうまくいきません。
少なくともこれに長けている、というものがなくただ誰かに依存して事業を行うということではどこかで躓(つまず)きます。
これは秀でている、自信があるというものなく事業を開始することのないようにしっかりと分析をしてみます。

なお、はじめる事業の機会や脅威を整理することも必要です。
 
 この時代、これが不足いている、だからこれを始める、ということは理にかなっています。しかし、その情報が曖昧であったり、しっかりと分析していないときには、思い込みや一人よがりであることもあり、注意が必要です。

また、事業を行うにあたり、これがリスクだ、危険だというものについても予め予想しておくことが必要です。あまり臆病になっても仕方ありませんが、転ばぬ先の杖をもっていれば安心です。

客観的なエビデンス(証拠)があっても、事業は予想できないことが多くあり、何が起こるかわからないし、うまくいかないことが多いと理解していれば、その時点ですべての成功要因を得られるものではない、と知る必要があります。しかし何も調査せずに、思いだけ、勢いだけで事業開始は困難です。

冷静に自分の強み、弱み、事業の機会、脅威を分析してみましょう。